ハルビン(哈尔滨:哈爾浜)について紹介します。
中国で最も北に位置する黒竜江省にある都市で、真冬はマイナス20度からマイナス30度にもなる極寒の地となっています。
特にハルビンは世界三大氷祭りの一つとして数えられている、ハルビン氷祭りがとても有名で、中国国内外から数多くの観光客がやってきます。ハルビン氷祭りは街全体で実施しているので、街中のいろんな箇所に氷像や雪像があります。特に有名でメインとなる場所は哈尔滨冰雪大世界で、次に大きいのが太阳岛风景区だと思います。
また、黒竜江省はロシアに隣接しているため、ロシアの歴史的な影響を受けた雰囲気が感じられます。
建物では圣索菲亚大教堂(聖ソフィア大聖堂)だったり、ロシア料理(红菜汤:ボルシチ)が有名です。
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世界三大氷祭りとして数えられるハルビン氷祭り。メイン会場となる哈尔滨冰雪大世界はぜひ一度は見るべき絶景観光地です。明るい時間は透明な氷のオブジェに太陽の光が反射してきれいな写真を撮ることができますが、やっぱりライトアップがある遅い時間の方がおススメです。
体力がある方は夕方くらいの少し明るい時間から入園して夜までいることでライトアップ前後の園内を楽しむこともできます。(夜になるにつれて極寒になっていくので、ちょっとした覚悟が必要になります。)
【中国ハルビン観光】世界三大氷祭りの一つ、哈尔滨冰雪大世界の紹介園内に入った様子です。哈尔滨冰雪大世界の文字がデカデカと飾ってあり、一気に氷祭りに来た感が増してきます。
園内には観覧車があり、観覧車に乗って園内を見回したときの景色は絶景です。写真より実物をぜひ見てみてほしいです。ただし、観覧車に乗るには、時間ごとに早いもの勝ちの予約となっており、根気強くたくさんの人と予約バトルを行う必要があります。
毎回、メインとなる氷のオブジェがあるようです。今回は巨大な氷のタワーとなっていました。時間ごとに色が変わるので、好みの色の写真を撮ることができます。
ハルビンで有名な雪のオブジェが展示してある会場です。地下鉄で哈尔滨冰雪大世界がある駅の隣駅にあります。様々な雪のオブジェが展示してあり、とてもきれいな観光地となっています。
ただ、ライトアップなどはないので、明るい時間のうちに観光するのがおススメです。
名物として、巨大な雪のオブジェがありました。人も写っているのでサイズ感が伝わるかと思いますが、圧巻の一言です。札幌の雪まつりにある雪のオブジェがどんな感じなのか見てみたくなりました。
園内には様々な無料のアトラクションがあり、楽しむことができるのでお勧めです。写真は浮き輪に座って四輪バギーで引っ張られるアトラクションです。横に振られたり適度なスピードで疾走するので、面白いです。
中央大街はハルビン市の中心地に位置していて、歴史的な建築物、ショップ、レストランが並び、観光客で賑わっているエリアです。
氷祭りの期間中は氷彫刻が並んでいてとても綺麗な景色となっています。
ハルビンに来たら必須と言われている、氷点下の中、外で食べる事が醍醐味として有名なアイス屋さん(马迭尔冷饮厅1906(中央大街店))もあります。
ハルビンを流れる主要な川で、冬季になると一面が凍るため幻想的な風景を楽しむことができます。また、凍った川の上を歩いたり、一部の箇所ではアクティビティを楽しむことができます。
また、松花江にはゴンドラ(松花江观光索道)があり、高い位置から河を渡りながら眺めることもできます。片道50元、往復80元だったと思います。町側から乗ると太阳岛风景区につくことができるので便利です。
松花江观光索道には窓が無く開放的な雰囲気を楽しめるVIPゴンドラが用意されています。乗るためには少しお金を出す必要があります。(極寒の冬の時期は寒すぎるので、乗る人はいないと思いますが…)
圣索菲亚大教堂(聖ソフィア大聖堂)は中国ハルビンでとても有名なロシア文化の影響を受けた建物です。
どの角度から写真を撮っても写真映えするのでインスタなどにはピッタリです。
建物内部では、雰囲気があります。また、美術品が飾ってあったり、定期的に音楽の演奏がありました。(美術には疎いので美術品についてはよくわかりません…)
ロシアの影響を受けたソーセージを红腸(ハルビンソーセージ)と言います。個人的には、とても美味しかったのでオススメです。
理由としては、下記の3点です。
- 中華スパイス(八角など)の味が一切ない。
- 燻製感の強い香が食欲をそそる。
- 肉感が強い味付けになっていて、ビールに合いそう。
ソーセージとしては気持ち値段が高めな気もしますが、美味しいので是非食べてみてください。